色々と……。

 まず第一に今度作るノベルゲームの草案が決まった事。
 その話し自体は前々から考えていたのだが、投稿長編小説として作ろうか迷っていて尚且つ資料集めが全く芳しくなかったから見送りにしていたやつ。
 題名は決まっていない、ただキャラクターの設定と世界背景、そして一話目の線図(プロット)だけが決まっているのみ。なのでほぼ意味はない。
 プログラマー兼グラフィッカーにはまだ話は通していないが、とりあえずやる。やらねばならない、やれなかったら普通にしょげる。
 まあ、グダグダイズムで新しい季節に入るまでには作る予定。……後編が書けねえ……。



 第二、ただ書くだけが人生と思いました。
 綴る為に生き、書く為に存在し、記すが理由、残すが意味。
 それが楽しいなんて、思えないくらい。
 一時期、執筆を娯楽と思ってましたが、そんな言葉じゃ片付けられない、そんなものなのかと思い始めるようになったんです。




 最後、見失った事を再認識した事。
 なんか、色々と知らぬ間に時間が経って、それと正比例するかの如く、今まで大事にしてきたものを失くしてきたと思いました。
 今までずっと大事だと胸を張り、失くさないだろうと高を括り、それが大事で身近だった事だからこそ大事と言う観念も薄れてました。
 今はただ、大事だと云う事を回顧録を眺めて知り、失くした事に呆気無さを感じ、心の中にぽっかりと空いた虚無感で、大事を身に染めて思い知らされました。



 いつ失くしたんだろう?




 何度も問いかけてみました。




 いつ得たのだろう?




 答えは返ってきませんでした。




 本当に大事だったのか?




 それだけが、YESと答えられました。




 無くしたら、苦しいとか、悲しいとか、辛いとか、気持ち悪いとか、一切感じませんでした。そんな低俗な感情、とっくにありませんでした。ただ、自分が、自分でなくなり、それに関わっていた自分としての人格が、葬られ、最初から無かったかのように、けど、其処に埋めようの無い抜け殻だけが在った事を知らせて……。

 こんなの、言葉に出来ませんよ。

 苦しいとか、悲しいとか、辛いとか、気持ち悪いとか、そんなものじゃないんです。

 ただ言葉に出来ないそれが、涙を要求するんです。訳も分からずに、涙が出そうなんです。

 苦しいなんて目じゃない、悲しいなんて比べられない、辛いなんて子供騙し、気持ち悪いなんて唯の一時の陶酔。

 ただ、涙が、訳も分からず、出そうです。

 ・…………………………………それが、悲しいって事なのかも、知れませんが。