いやだいやだいやだいやだ

つらくて哀しくてだるくてきつくてもう嫌と何回も思って人生なんて放り捨てたくなって。死にたいなんてもう何度考えたかことかもう分からない。
 今日から一年後は結構な厄日だ。一年前の日誌にそう綴る。今日ほど報われないと言うか、歯車が噛み合わないと言うか、行動が逆噴射する日も結構ない。
 だから辛くて辛くて辛くて辛くて。苦しくて苦しくて苦しくて。嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。。もうだるい、生きていたくない。死にたいって何度も思う。花散るように綺麗に枯れるならば、それがボタン式の安楽死方法なら、一年後の僕は迷わず押し込んでしまうだろう。
 辛い。つらいつらいつらいつらいつらい。
 楽にしてくれ。自分をがんじがらめにした常識と嘘と約束の鎖が、私の身を引き千切る前に。
 馬鹿は嫌いだ、なにも考えず言葉にして人を苦しめる馬鹿は特に嫌いだ。思わず殴ってしまいたくなる。そして殴ってしまいたくなるような短気な自分が最も嫌いだ。
 欲張りは嫌いだ。人からの気まぐれで与えられたもの以上に欲求し、その結果気の小さい弱者から搾取するような人間はずっと嫌いだ。そして何も考えずに偽善を働き、ボーダーラインも変な情を見せる自分は更に嫌いだ。
 自分を嫌う。他人を好く。しかし、嫌う自分が強すぎて、他の景色さえも歪めてしまう。
 誰も彼もを――自分を好きになりたい