明日から学校。

 学校、で受験対策。今まで遊んできたツケだとも思える。
 まあ、それも良いさ、と思う自分がいた。全力で生きたとはいえない、疾走もしていない、マイペースにジョギング気分、半分は寝ていたようなダベりで休日を過ごした。
 だからのツケ。もし、過去へ送れる手紙があろうものなら私は全力で書き殴って郵便ポストに入れるだろう。




「小学生の自分よ、文を書け、物語を紡げ」と。
 要するに、私の人生とはこう言うもんだ。文を書いて章を形成して物語を紡ぐ。そんな日々を送り、そして夏休みはずぅっとダベってあまり書かなかった。一流選手と呼ばれる者の努力などお構いなしに、怠け者と大差ないフィールドで過ごした。
 でも私は夏休みの自分を怒らない。それぐらいならもっと過去の自分に物書きになれと勧める。もし一ヶ月以内限定と言うのなら自分に物書きのネタ帳をプリントアウトして送りつけるだろう。
 そんな人間なのだ、私は。反省は存分にしている。後悔もちょっぴりしているだろう。でも、やり直すか? と訊かれたら悩むぐらいの些細なこと。
 きっと未来の自分はこんな生温いこと言ってる自分を叱るのだろうなあ。でも、今の自分は未来の自分に怒られないから今までと同じようにすごす。
 私は、そんな人間なのだ