明日を謳おう

 どんな時でも、忘れないで欲しい――
 君が誰かを傷つけたとき、君は傷つけた以上の利益があったのかと。
 君が誰かに怒られたとき、君は怒られた以上の実績を見せられるのかと。
 どんな時でも、思い出して欲しい――
 誰かを助けようとして恥を見たとき、助けようと行動した自分が馬鹿だと思わないように。恥と思わないように。
 胸に誇りを持っていないときは、行動に誇りを飾ろうとして欲しい。やってきたことの足跡を誇りと呼べるようにして欲しい。
 どんな時でも――
 人に優しさを、自分に素直さを。