笑おう

 この夏は自分自身を鍛えようと思う。
 軟弱な肉体を、虚弱な精神を。
 好きと思う心を、もっと、もっと――――――――。



 何百人と僕は同年代の女の子を知っている。


 何十人もの可愛い子を見てきた。


 何十人もの憧れを知った。

 
 何人もの尊敬を作った。



 でも、それでもなんで君だけは好きなんだろうと理由を探してきた。


 でも、その答えが見つかった気がしたよ。


 理由なんてないと言う答えを。




 キミを、好きでよかった。




 本当に良かった。





 今はその言葉をナミダ混じりにしか言えないけど。



 明日は、笑顔で言える自分を目指して。



 キミの友達の役に、なりきりたいと思います。