煙草で思うこと。

 だが、と思う。煙草ははたしてどういうものなんだろうと。百聞は一見にしかず(この場合は百見は一動に如かず?)、と言うがしかしやるわけにもいかないので考えるしかない。
 煙草を美味いと不味いと、喫煙者の中で分かれるのは多分にあるし、禁断症状があるから吸っているやつもいれば、別に吸わなくても良いけどなんとなく、で吸う人間もいるだろう。でも、共通性は何なのだろうか? どんな多種多様な喫煙者でも括れる定義はあるのだろうか?
 思って、考えて、思案の末に考察を繰り返すが、しかし答えは一向に出ない。健康に悪い、と言う考えも出来るには出来るが、しかし、やめない人間が存在する限りこの考えは取るに足らないようにも思える。
 私は非喫煙者である。だから、喫煙者の答えは今の所出ないのだろうなーとか思った。